とある論文から抜粋。
難しいので、結論だけ読んでも良いです。


【目的】クラウチングスタートにおける水平方向への身体重心の加速度(以下、加速力)と関節パワーおよび仕事との関係を明らかにすること。

【方法】短距離選手18名(100m自己記録10.21-11.84 s)および一般学生11名を対象とした。クラウチング姿勢から10mまでの距離を全力疾走させた。16台のハイスピードカメラを用いて前足がスターティングブロック(以下、ブロック)から離れるまでの動作局面を撮影し、2枚のフォースプレート上に両ブロックを固定することで地面反力を測定した。

【結果】前ブロックを押す前脚では、加速力と下肢3関節の平均伸展パワーすべてにおいて有意な相関関係がみられた。同時に足関節における正の伸展仕事量とも有意な相関関係がみられた。一方、下肢3関節を伸展させた後に大腿部を上げる後ろ脚では、加速力と下肢3関節の平均伸展パワーおよび仕事と関係はみられなかった。大部を上げる際の股関節の平均屈曲パワーおよびその正の仕事の間には有意な相関関係がみられた。

【結論】高い加速力は両脚でブロックを押すのではなく、素早く後ろ脚のももを上げながら前脚でブロックをキックする切り返し動作と関係があることが示唆された。


後ろ足は股関節を曲げるだけで、
押し込むのは前足のみってこと。
それな何となくわかると思います。

走るときと同じですね。
膝を前にあげるのと同時に、逆の足はスイングをしますよね。
この切り返し動作が速ければ、スタートも上手くなるであろうと。

ただ、
前足でブロックを押すってのが慣れるまで難しいと思います。

ただ何となく押し込むのではなく、
かかとから押し込む意識でやってみると良いと思います。

なぜかというと、
かかとから蹴ったほうが下半身の筋力は発揮されやすいからです。
つま先のほうだけで押し込むと、太ももの前側しか使えませんが、かかとから押し込むと太ももの裏側とお尻も使うことができます。

これは、筋力トレーニングのスクワットや、マシンのレッグプレスも同じですね。

かかとから押し込むと、力が入りやすいと思います。

ただ、太ももの裏側ばかりが強くなり、お尻が使えていない選手が多いため、切り返し動作が上手くできない人がいます。

当クラブのトレーナーによると、
太ももの裏側の柔軟性をあげて、お尻を使えるようにトレーニングしてあげると良いと。

お尻が使えなければ、スイングしきれません。
また、お尻が使えないとバランス能力も弱いです。

太ももの裏側を柔らかくして切り返し動作の練習をしましょう。


スタートのときは、
後ろ足の股関節を引き上げるのと同時に、前足でブロックを強く押し込めるようになることが大事。

その押し込む角度が間違えると、ロス。

陸上競技は、骨盤をいかに速くゴールまで運ぶか。
そのためには、無駄のない平行移動が必要です。

スタートのときに八の字に出てしまう人は、本当にロス。
真っ直ぐ飛び出せる練習をしましょう。



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